2014年 07月 05日
八尾市
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というわけで、昨日、「青い山脈」を見ました
もちろん一番最初の原節子主演のもの

中に、青年Aと少女Aが海に泳ぎに行った帰り、3人組の与太者に絡まれるシーンがありました
リーダー格の与太者Aが青年Aに殴りかかり、取っ組み合いに 受けて立った青年Aが優勢になります
横で見ていた与太者Bが背後から青年Aを殴ろうとしたとき、青年Aの親友である青年Bがやってきます
その様子を目にした青年Bは与太者Bの前に立ちはだかり、両手を挙げて「俺は暴力を否定する」と迫ります
この気迫に気圧され、後じさる与太者BとC
まだ組み合う青年Aに対して、青年Bは「離してやれ」と強く言います
その言葉に従い青年Aが手を離すと、打ち負かされた与太者3人組は立ち去ります

興味深かったのはこの後
結果的にケンカに勝ったことになった青年Aは、青年Bに「なんてバカなマネをしたんだ」と泣いて訴えます
それに対して青年Bは「貴様はバカだ そして俺は偽善者だ」という言葉を残し、その場を去ります
自己嫌悪に陥った青年Aは、怪我を心配して近寄ってきた少女Aも拒絶、「行っちまえ」と言い放ちます

青年Aと少女Aが互いの気持ちを確認するので、このシーンの必要性は分かりました
しかし、青年AとBの「バカなマネ」「偽善者」がそれまでとほとんど関係ないこともあって、いまいちよく分からない
そこでひらめいたのが、この与太者とのあれこれは、まさに個別的自衛権と集団的自衛権ではないかと
つまり平和憲法への理解と戸惑いだと受け取りまして

1949年に作られた民主主義賛歌
なかなかに興味深かったです

大阪府八尾市
Canon EOS 6D
Canon EF50mm F=1.4 USM
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by daisiweblog | 2014-07-05 20:37 | Digital Color | Comments(2)
Commented by いけみ at 2014-07-06 14:53 x
青い山脈にそんな深いワンシーンがあるとは。
暴力はいけないと言う、世の中の流れは変わらないですね。
暴力でなければ、いいのか?と言うことも
並行して考えなければいけないなぁ‥と思ったり。
Commented by daisiweblog at 2014-07-06 20:04
*いけみさん
なるほど。
暴力じゃなければいいのか?というと、そうでもないですものね。

「青い山脈」全体のあちこちに「女のクセに」みたいセリフがいっぱいありました。
「そんな考えはいけない」という流れになるのですが、この間の東京都議会の問題と重なるものがあって。
65年経っても、そんなに変わってないんだな、と思った次第です。


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